文献探しはI-Scover とともに (第3回最終回)

ゼロから始める気ままなI-Scover 生活 (5/5)


五味 弘 = OKI (沖電気工業) エバンジェリスト | 2017年8月30日


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エピローグ「この素晴らしい I-Scoverに祝福を」

ここまでI-Scoverの色々な使い方やそのコツを紹介したが、結局はI-Scover は気楽に気ままに自由に使うだけである。それ以上でもそれ以下でもない。検索の目的に応じて、必要最小限の検索をすることで十分である。これを決して忘れないでほしい。

AND検索などの複数語で検索するのはまぁいいだろう。しかしSPARQLで検索を創造しようと決心したときにもう一度思い出してほしい。そのSPARQLは本当に必要?そんな検索は何の役に立つの?他の人が作っていないの?という研究発表のときによく聞く万能の質問に耐えうる精神(こころ)ができているかを。

検索ヲタクやハッカーを目指さないでほしい(こう言っても深入りする人は必ず出てくる)。そして時間のあるときに遊びがてら、色々な検索をして、思わぬ結果を得ることを楽しんでほしい。このI-Scoverを役立ててほしい。気ままに使ってみてほしい(無料だし)。そのために、I-Scover は君の検索を待っている。いつまでも。

--- とある研究室での会話(1) -----------------------------------------------
アイ子: なんか、最後は無理やり、良い子ちゃんになってる感じ。らしくないよ。
すかば: 何を言っているのかしら。そこはあなたも大人になってほしい・・・デジャブ?
アイ子: それで結局、 I-Scoverはどうなの?
すかば: 使えば分かるわよ。本当に。そこの君、ちゃんと、判断するのよ。いいかしら。
アイ子: ちょっと、脅さないであげて。怯えてるわよ。
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関連ページ
第1回「I-Scover は語りたい −文献探しに出会いを求めるのは間違っているだろうか」
第2回「I-Scover なにしていますか?暇ですか?検索してもらっていいですか?」
文献探しはI-Scover とともに


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