文献探しはI-Scover とともに (第3回最終回)

ゼロから始める気ままなI-Scover 生活 (2/5)

五味弘 = OKI (沖電気工業) エバンジェリスト | 2017年8月30日

Aパート「I-Scover 気取った検索なんてもういいですから」

I-Scover を使うために、必要とする知識はまったくない。図を見てほしい。これが簡易検索（デフォルトの画面での検索）画面である。シンプルなものである。「エレガントなものはシンプルである」というのを体言している。Googleにも負けないぐらいのシンプルな検索窓である。決して手抜きではない。シンプルにするために多くの汗と涙が注ぎ込まれたことだけは覚えてほしい（開発者一同）。Googleの検索画面もシンプルであるが、シンプルである画面こそがGoogle検索の持ち味であり、世界的に流行した技術である。つまりI-Scoverもシンプルであり、世界的に流行する（かも知れない）。

IEICE Knowledge Discovery (I-Scover)　https://i-scover.ieice.org/

Googleに負けないくらいのシンプルな検索窓

兎に角、検索窓に色々なキーワードを入れて、検索してほしい。もし「検索結果が見つかりません」という結果が出たとき、逆に1画面に収まらない検索結果が出たときは、その検索は失敗である。へたくそな検索であった。実に残念だ。次回の検索への反省としてほしい。廊下に立たなくていいから。

文献検索はこの検索だけで十分である。シンプルに検索することこそが大事で、複雑な検索は害悪である。もし君が一般人だと主張するなら、この記事を読むのはここまでにした方がいい。これ以上の悪魔的検索をするのは、検索ヲタクかハッカーだけである。しかしここまで本稿を読んだ君は一般人でなく、きっと周りから白い目で見られていて、複雑怪奇な検索を心より愛する人であろう。

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