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人工知能って何?から始めて、人工知能の分類、歴史を眺めて、人工知能をつくっていきます。また人工知能の研修についても触れていきます。 |
日経コンピュータ2016年11月24日号から連載開始
日経コンピュータ「ゼロから学ぶ人工知能の作り方」 | |
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第1回 2016年11月24日号 |
人工知能プログラムの条件は非決定的で、専門家をまねること |
第2回 2016年12月8日号 |
記号か非記号か、それが問題だ 人工知能は使い分けが必要 |
第3回 2016年12月22日号 |
人工知能の歴史を学ぶ ブームと冬を繰り返して進化 |
第4回 2017年1月5日号 |
冬の時代から第3次AIブームへ 数々の革新経て「鉄腕アトム」目指す |
第5回 2017年1月19日号 |
将棋を題材に人工知能を実装する オブジェクト指向と高速化を使い分け |
第6回 2017年2月2日号 |
人間の思考をまねて評価関数を設計 「学習」 でパラメータを調整する |
第7回 2017年2月16日号 |
先読みと枝刈りでムダを排除 実用的な人工知能を作る |
第8回 2017年3月2日号 |
機械学習で人工知能を鍛える ニューラルネットや遺伝を応用 |
第9回 2017年3月16日号 |
題材はミニ将棋プログラム 短期の研修で人工知能を習得させる |
第10回 2017年3月30日号 |
人工知能の醍醐味はデバッグにあり 「人間らしさ」の獲得を目指す |
「人工知能のつくりかた」面白問答集 | |
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1 | 人工知能ってディープラーニングからだよね。 それ以前のは人工知能じゃないよね。 |
あなたがそうだと思うものが、人工知能です。 ただし、他人の同意を得られるとは限りません。 特にここの人には。 | |
2 | 人工知能って、やぶ医者みたいなものじゃないの? |
そうかも知れませんね。今はまだ名医ではないかも知れません。 でも、やぶ医者にもなれていない人間を、やぶ医者に見せかけることなら、今でもできるでしょう。 | |
3 | 人工知能って種類があるの?一つじゃないの? |
ええ、色々あります。 1950年代の鉄腕アトムや1960年代のHAL9000など 色々な人工知能があります。 | |
4 | 記号処理って懐かしいんですが。 |
ええ、そうかも知れません。 でもあなたは C を使っているんですよね。 それに FORTRAN や COBOL を使っている人には言われたくありません。 | |
5 | 人工知能を研究するときは機械学習だけど データ貰えないからユーザにはそれじゃないよね。 |
ええ、それが現実です。 あなたは色々と学習しましたね。 | |
6 | 人工無能って、人工無脳じゃないの? |
そっちが多いですが、ら抜き言葉とおんなじです。意味論的には無能です。 ところで人工知能って食べれる? | |
7 | 人工知能って、昔から繰り返し同じように出てきてるんじゃないの? |
ええ、そうですね。人工知能は永遠のテーマですので、そのハイプカーブは脈動型になっています。 これはミニ(スカート)が繰り返し流行しているのと同じかも知れませんね。 | |
8 | 第5世代コンピュータは1983年に D. Warren にやられたのでは? |
ええ、そうですね。Prolog 的にはやられましたね。 でも並列は、並列だけは、並列的に、絶望の中に希望がありました。 でも駄目だったんですが。 | |
9 | 今の機械学習も陳腐化していくのでは? |
ええ、そうですね、機械学習も数年先には陳腐化しているでしょう。 でも心配しないでください。当たり前の技術になるだけで、なくなるわけではありません。 IoTやビッグデータ、と違って。 | |
10 | 鉄腕アトムを目指すって、ちょっと古すぎない? |
古いとかの問題ではないんです。昔から人工知能と言えば、「鉄腕アトムを目指す」という言葉で締めくくるのが習わしでした。 ですから、決して、鉄腕アトムのリアル世代ではないんです。そこだけは誤解のないように。 ええ、エヴァンゲリオンの世代です。こちらの世代です。・・・これでも古い? なお、天馬博士は鉄腕アトム初号機を2003年(一説では2013年)に既に開発されています。さすが!天馬博士です。 | |
リンク | |
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参考 | |
・ | Web増補版 はじめてのLisp関数型プログラミング |
・ | Web増補版 IoTセキュリティ |
・ | Web増補版 @IT 現場で使うためのオールペア法、直交法の基本 |
・ | Web増補版 プロジェクトを成功させるモデリングの極意 |
・ | Web増補版 IoTとAI、ビッグデータ時代のソフトウェアテスト |
・ | 執筆書籍一覧 |
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